価格カルテル
最近、価格カルテルで公正取引委員会から、勧告、取り締まり、罰金などを受けているケースがよく見られます。ついこの間も、ベアリングの価格カルテルが摘発されました。
確かに、価格カルテルはダメだと思いますが、少し考えさせられますね。
取引先の親会社が容赦なく価格を下げさせるのは、市場原理といって放っておいて、もう限界だから何とか下げ止まりを防ぎたいといって何社かで話をしたら、それが価格カルテルでダメだって。
こんなことしてたら、部品の価格は底なしになりますね。そして、利益が出ないから(あるいは利益が薄いため、会社の内部留保にしか当てられない)、従業員の給与が上がらない。そして、内需が拡大しない。また、安くないと売れないので、また、部品の価格を叩く。そうすると、また、利益が薄くなり、給与が上がらない・・・・。ものすごく悪循環に入っていますね。
事務機屋さんのご指導をしていた際に驚いたのが、1円入札。TV等で取り上げられて一時問題になりましたが、結構、今でもあちこちで行われているようです。
1円で印刷機やコピー機を入札して、メンテナンスで利益を何とか稼ぐようにする。メーカー・販社側の言い分ですが、発注するほうの学校、市町村にも大いに問題はありますね。
とにかく安ければいいって。
1円に限らす、100万円もする高機能印刷機が30万円で売られている。それは学校が30万円以内でないと買えないから。それをしってどこか1社でも30万円で売ると、適正価格で頑張っていた会社もつられて安売りせざるをえなくなる。
安売り。確かに消費者にはいいですが、限度というものがありますね。
やり過ぎると、結局、自分たちの給与になって跳ね帰ってくる。
そして、頑張って頑張って稼いだお金は、世界でも高いといわれる法人税で持っていかれる。そして、その税金は、役立ち度の高くない、優先度の低い事業で消えていく。
私の家の近くにも2kmで50億円の国道のバイパスが着々と進められています。予算が厳しいので一旦凍結されたのですが、民主党さんが見事に復活させてくれました。すでに開通している区間も2kmで50億。通っている車はまばら。まさに、何のために作ったのかって感じです。
中小企業の補助金も同じ。一杯作って、大義名分は、基盤技術を整備する、構築するためとのこと。それは、毎回、同じような企業(もらっている企業はとことんもらっていますが、もらっていない企業は1回ももらったことがありません)がもらう。税金なので公募とのことですが、おそらく、しっかりとした調査をすれば、重複受給してる企業が圧倒的に多いです。地元の岡山でも、補助金をもらっている企業は、いつも同じ企業ばかり。そして、大した成果もあげずに報告書だけで処理される。
挙句の果ては、それにぶら下がる売れないコンサルタント。
自分で営業ができないので、公的機関にくっついておいて補助金からでる講師料をあてに企業に入り込む。
そもそも、自分のビジネスもロクに売れないコンサルに、教えを被るという考え自体がよくわからないですが・・・。教えるほう、頼むほう、そしてお金を出すほうの、3点そろって今一どころか今百の仕組み。これがずっと続けられて、毎年、何十億、何百億のお金が消えていく。
そして、そういっ訳のわからないことに汗水たらして稼いだ税金を使われるのが嫌なので、海外に子会社を作って、国内にはお金を残さずに、海外で稼いで海外で投資しようとすると、今度は移転価格税制という法律で取り締まる。相場よりも安い価格で海外に販売して、国内で得るべき利益を移転したって。会社にして見れば、「税務当局との見解の相違」としか言いようがないですね。
法律は大事ですし、守っていない人は取り締まる必要があります。それが法治国家ですので。
しかし、作る時にもう少し考えないと、何のために取り締まるのか、という大義名分が違うところに行ってしまいますね。
「すべては消費者のため」。確かに、価格カルテルで不当に高く売るのは消費者のためにはならないですが、底なしに安く値段を叩いてそれで出来上がった製品が安いのも消費者のためといえるのでしょうか?
結局、周りに回って自分たちの給与、そして、世の中の景気に跳ね返ってくるのですが・・・。
経営学
昨日、セミナーである方と話をしたのですが「どうも大学の先生の経営に関するセミナーは、学問的すぎてピンとこないです」とおっしゃっていました。
実は、私も感じるところがありまして。
「経営」と「経営学」は違うのではって。
今の指導先でも言われました。そこでは、結構大学の先生のセミナーとか参加していたらしいですが、どうも、実践で使える内容が無いとのことです。
ある意味、経営と経営学が違うのは当たり前といえば当たり前ですね。
学問はどちらかといえば、既に出来上がったビジネスを分析することが中心に対して、生の経営は、これからのことを考える必要があるので。
分析をしたうえで、次の一手をどうするのか。
その一番大事な部分は、学問の領域でも手が出ないですので。
私もMBAを出ましたが、やはり分析が中心で、次の一手を考える講義はほとんどありませんでした。
ただ、この傾向は、コンサルタントにもいえることで、SWOT分析やPPMなどといった分析をひたすら行って、最後は「自分で考えてください」、あるいは、「経営学の本や先行企業のベンチマークをもとにした戦略などのありきたりで織り込み済みの戦略」を提案してくる人、会社がかなり多いです。
これでは、学問ではいいとしても、ビジネスとして対価をもらうには不十分ですね。
その「どうすればいいか」がわからないから専門家に聞くわけで、それをあれこれ分析して、そこから先は会社・経営者に考えさせるのは、指導者側にそのノウハウがないか、それがわかっていてあえてしてもらっているケースですね。
後者の場合はいいとして、前者の場合は、お金はとれないですね。
ところが、大手のシンクタンク系、銀行系のコンサルなどは、こういった傾向がかなり強いですね。
ものすごい凝った分析はしてくれるのですが、最後の結論、今後の戦略となると、すでに会社側で織り込み済みのものがかなり多いですね。
要は、分析は得意だけど実践の戦略となるとたちまちものすごく弱くなってしまいます。
それはそうですね。大学のMBAなどをでて実務経験がない人がそういったところでコンサルタントをしているので、できなくて当然ですね。
ところが、面白いのが、そういったところに何千万も払ってコンサルを依頼する会社がかなり多いんです。何を求めているのでしょうね。○○コンサルに入ってもらっているということ自体が満足でステータスなんでしょうか。だとすると、もったいない話ですね。
こう見ていきますと、経営と経営学、やはり違いますね。
経営は実践、経営学は分析といったところでしょうか。
もっと頼むほうがこういったことに気付いたほうがいいと思うのですが・・・。
問題の予測と先手による解決
高速道路の事故が増えていますね。先日に引き続き交通にかかわる話題です。
最近、道路交通に関して少し気になることがあります。
1つは、エコカーの運転、2つ目は高齢者の運転です。
まず、エコカーですが、ハイブリッド車、低燃費ガソリン車など素晴らしい車が登場してきています。また、そういった車には、「エコ運転モード」というのがついていて、アクセルを踏み込んでも、過剰な加速をしないような設定になっています。
ところが、これが、ちゃんと使わないと結構危険なんですね。
実は、高速道路で2−3回、危ない思いをしました。
料金所を入ってから本線へ合流する際ですが、前の車がなかなか加速しないのです。
本線は、制限速度100km/hのところなので、当然、100キロ近い速度を出して走っているのですが、前の車が本線侵入のための側道で加速しないので、こちらも加速できない状態となり、本線に合流する際にかなり危険な状態で合流する羽目となりました。何とか本線の合流し、その後、前方車を見てみますと、今、流行りの「エコカー」でした。
実は、こういったことを、ここ1年ぐらいで2−3回経験しました。
思い出せば、教習所で免許を取る際に、高速道の合流時は危ないので、しっかりと加速するように言われました。これが基本のはずですが、「エコモード」はちょっと危険ですね。
もちろん、「エコカー」が悪いのではないのですが、エコモードの運転は、時と場所をわきまえて行わないと、非常に危ないことになります。
エコモードを使っていいところと、使ってはいけないところ。
どうも、日本人は、そのあたりのバランス感覚が欠けていますね。
もう一つは、高齢者の運転。これも、高速道のジャンクションの合流で非常に危険な目に会いました。エコカーの時と同じで、前方車が合流時に非常にゆっくりと走っていて十分な加速をしなかったので、本線に合流できずに、本線の走行車線で、何と前方車が停止してしまったのです。
これに付き合わされる形で、私の車の速度もドンドン落ちて、時速20キロぐらいまで落ちてしまいました。止まった前方車にぶつかることはなかったのですが、後続のトラックがクラクションを鳴らしながら接近し、私の車を交わして追い越し車線から追い抜いて行きました。瞬時に、私も、トラックをやり過ごし、追い越し車線に車線変更をして、前方車への衝突を避けることができました。
通りすがりに見てみると、運転するのが危ないと感じるぐらいの高齢者が運転していました。
高齢者の運転については、公共交通機関が無くなっているという諸般の事情があるのは分かりますが、しかし、本当に危ないですね。
それ以来、高速道路の合流と、本線侵入の際は、前方車の速度が遅い可能性があると判断した場合は、安全に合流できる速度まで加速できるように、私自身が前方との距離を十分確保するようにしています。特に、高齢者マークの車が前を走っているときは気をつけています。
高齢者の運転。事故件数、死亡者ともに高齢者がかなり増えています。
最近の高速道路の事故のニュースを見ていていも、東北道の事故、先日の名神の事故など、非常に高い割合で高齢者が絡んでいます。
エコ運転時の注意事項、高齢者の高速道路対策、早めに対策をしないと、どんどん事故が増えていきますね。ただ、行政は、事故が起こりだしてからでないと動いてくれないので(起こってからも対策をするのに2年も3年もかかりますし、対策といっても、「通知」「通達」といった文書を流すだけで終わるケースも多いので、抜本的な対策にならないのですが・・・)、やはり、自己防衛が大事ですね。
ただ、深堀して考えてみれば、どちらの現象も起こることは予測できますね。
社会で起こっていること、現象は、起こってからビックリしているケースが多いですが、深堀してみると、起こることが予測できることばかりですね。
年金の問題、国・地方公共団体の借金漬け、東京一極集中の問題(全人口の3‐4割が住んでいる地域で、かつ、所得水準が最も高い地域で、あれだけ鉄道網が発達すると(渋滞が頻繁にあると)、車が売れなくなるのは予測できますね。それを、売れなくなったって嘆いていますが、そりゃ売れなくなりますよね。首都圏で車、いらないですから。東京一極集中と国内での自動車販売減少、関係ないようですが、深堀して考えると関連ありますし、予測できますよね)
こんな感じで、実は、結構予測できてしまいます。だから、あとは、問題の大きさに応じて対策を予防すべきなんですが・・・。無理ですね。予測もできないし、予測をもとには動けないので。
考えられることを考え予測し、先手を打っていく。
企業活動も同じですね。こういったことができる会社が勝ち残っている。
しかし、「思慮が浅い世の中」になりましたね。
仕事の意味
ここ一週間痛ましい事故が続いています。
小学生の列に自動車が突っ込むという事故です。
私にも小学生の子供がいますが、結構心配です。
というのも、通学路が狭い道でスピードを出して通る車が多いからです。
事故の原因は、もちろんドライバーにあるのですが、予防という観点では、もう少し色々と行ってほしいですね。特に、警察には。
その、通学路の中に踏切があるのですが、ときどき取り締まりをしています。
そう、踏切を一旦停止したかどうか。捕まった人に聞くと3秒数える必要があるって。
しっかり安全を確認して、ちゃんと停止していても3秒止まっていないと捕まるらしいです。
道路交通法で決まっているから取り締まると言われれば仕方がないですが、何か本質をつかんていないですね。
というのも、本当に危ないのは、その踏切に至るまでの通学路で、そちらでは一切取り締まりを行わずに、スピード違反も取り締まればいいのに、そこでは行わずに、踏切の一旦停止で十分安全と思われるのに、3秒したかしていないかで捕まえる。一体何の目的で仕事をしているのでしょうか?
本当に安全を目的とするなら、皆が危ないと思っている通学路の取り締まりをすべきで、やはり目的は、取り締まる件数の確保なんでしょう(ノルマがあるのでしょう)
そういえば、私も、1か月前ぐらいにつかまりました。一旦停止しなかったという理由です。ただ、ひとついい訳をしますと、十分減速して、一旦停止するかしないかのところで(止まったつもりですが、下り坂の終了地点に停止線がありきっちり止まるのが結構大変なんです)、しっかりと安全を確認して、そのまま行ったのですが、それがダメだとのことです。
捕まった時に警官から「あなたが減速して安全を十分確認したのはみましたし車も来ていませんで安全な状況でしたが、完全停止をしませんでしたので、捕まえました」とのコメントでした。
そこで、「あなたたちは何を目的に取り締まりをしているのですか」と聞きなおしました。
「本当に交通安全のためにやっているなら、他に取り締まる車があるでしょう。安全確認を十分した車に対して、完全に停止したかしていないかで、捕まえるのは本末転倒では?」と聞くと、道路交通法にのっとって取り締まりしましたって。
「だったら道路交通法では、完全停止するとはどういった要件なのですが?第何条に書いていあるのですか?」と聞くと、「それはすぐには分かりません。帰ってインターネットで調べてください」って言われました。そこで「今すぐ、本部に確認してください」というと、「帰って調べてください」って。
安全を十分に確認している車を道路交通法で取り締まるのに、その根拠となる道路交通法が言えない警官。実は、自分たちが一生懸命書いている青切符の中に書いてあるのにね。それさえも気付かない。
警官の管轄と名前も聞きましたが、それはご本人たちのためにも、伏せておきます。
しかし、仕事ってちゃんと使命感とか意味を持って仕事をしたいですね。
それは最後に警官に伝えておきました。
飛躍
今年は飛躍の年になりそうです。
3回目の日経BPさんの「設計塾」、そして、はじめてのDVD発売。
それが終わったら、いよいよ本にチャレンジ。
それらに合わせるタイミングで、社名変更と東京オフィスの開設。
社名変更と東京オフィスは、5年前から考えていたので、ようやく成就したって感じです。
昨日、東京オフィスの机に座った時は、感慨深いものがありました。
思えば、コンサルタントとして独立してもう8年。
全く顧客がゼロの状態から、一人でセミナーを企画して一人で募集して、受付まで自分でやって。
顧客が1社、2社と増えていき、気づけば、もう8年で、東京にオフィスを構えることができるようになっています。
「攻め」と「地固め」の繰り返し。
独立してすぐは、とにかくがむしゃらに「攻め」まくり、資格がないという壁にぶち当たり、そこで、中小企業診断士の国家試験にチャレンジ。2年かけてようやく国家試験に合格し、1回目の地固め成功。
地固めが終わると、また攻めが始まって。
気づけば、どんどん顧客が増えて、仕事場も地元岡山から、東京や名古屋、大阪などに広がっていって。規模も上場企業もご指導するようになって。
また、壁に当たってしまって。
そこで、受験勉強も含めると、足かけ3年かけてMBAを取得。
それが終わったので、また、「攻め」の局面。
振り返れば、壁に当たっては(正確に言うと、壁に当たりそうな予感を感じて)、先行して「地固め」を行って、それが終わったら、また攻めて。それの繰り返しでしたね。
独立してすぐが第1ステージで、診断士取得後が第2ステージ。
そして、今は第3ステージ。
第3ステージは、新しい会社名と東京オフィスも加わりました。
何か、ワクワクしますね。猛烈に忙しいのですが、それも苦にならない感じで。
今年、来年、再来年、本当に楽しみです。
成果、成功体験
先日、指導先の営業会議に参加してきました。
3月決算を踏まえて、1年の結果と4月のスタートの状況確認です。
結論から言いますと、5営業所、売上・利益ともに昨対を上回り大幅達成でした。
数値もさることながら、その、プロセスがいいですね。
7月から始めた営業会議。最も重視しているのは「情報ミーティング」。
こんなところでこんな商品が売れたとか、こんなものが動いているとか。
9回目ともなると、板についてきたもので、だからこんな動きをしてみようとか、動きにすぐ反映させる。
それを実際に動いてみて、また、情報ミーティングで持ち寄って情報交換をする。
面白い話があれば、すぐに本部でチラシを作ってみんなで配ってみる。
顧客にとっても、単なるカタログではなく、面白い話が載っているので興味を持って見てくれる。
そこから引き合いの電話が入り、売上につながる。
こういったケースが、1例や2例でなく、多くの営業所から出てくる。
そして、数値は達成!
いやー、何よりも、会議が明るいですね。
特に、今回の会議は、多少できていないことがあっても、今回はおとがめなし。
成果が出ているのだから、みんなで素直に、成功を喜んでいいですよね。
だから、会議でも、よかった点をみんなで共有しました。
そしたら、さらに、みんな笑顔で!
想像できますか? 大震災があり、超円高があり、日本の製造業が相当苦労したであろうこの1年。
営業会議で、笑顔でみんな楽しく! 笑顔っていいですね。
予算大達成、昨対大幅伸び、会社は増収大増益。
そして、みんな楽しい営業会議。
笑顔の背景には、他の要因もあったみたいです。
社長が約束していた決算賞与。昨年よりも随分多かったみたいですね。
この活動を始めた時に、社長が、一生懸命頑張って成功したらみんなに還元するからって約束して、
それを有言実行。
回り始めましたね。好循環に。
まだまだ、伸びる余地はありますよ!。面白い新商品も控えていますし。
今年に入ってから多忙を極めていた中で、何か、すがすがしい安らぎっていうか、落ち着きを感じました。
さあ、自分自身も目の前の次の壮大なチャレンジ向けてがんばろう!
競争
先日、九州新幹線の開業で近隣の地域にどういった影響があったかという記事が出ていました。
新幹線が全通した九州はともかくとして、広島や近畿地区、そして地元岡山の九州からの観光客の増減についてレポートされていました。
その内容によると、広島や近畿地区はそれなりの伸びを示しているけど、地元の岡山が思ったより苦戦しているようで。
もちろん伸びているみたいだけども、近隣の地域に比べると、伸び幅が小さいとのレポートでした。
まず、感じたのは、「やはり」という印象です。
どうも、地元の岡山という地域は、力(お金)で物事を解決しようとする傾向があります。
県民性でしょうね。権威が大好きな地域ですので。
5年前に岡山デスティネーションキャンペーンという、JRが行っている観光キャンペーンがありました。その際、確か2億近い予算を組んで、大々的にキャンペーンを打ったことを覚えています。
その際、東京の山手線に、大々的な広告を莫大なお金を使って出しました。
社内の中づりだけではなく、社外にまで。ある人のブログに「岡山県が山手線をジャックした」と書いてあるぐらいでした。
内容は、地元岡山にゆかりのある芸能人が桃太郎の恰好をして登場。
キャッチも「岡山へいらっしゃい」といった内容が中心。
問題は、その成果です。幾分かの影響は与えられたと思いますが、それで一体いくらの観光客が増えたのでしょうか。
その人のブログには続きがあります。(原文そのまま)
「夏休みに向けて観光協会が頑張ったのでしょうが、感じはいいけど突出したものがありません」
「多分、関東の人には岡山に旅行に行くことはピンとこないんだと思います。近畿、中国、四国に日帰りや一泊二日ぐらいの旅行を勧めるほうがいいんじゃないかな。」
「車内づりは桃太郎と猿の扮装をした地元のタレント?これは岡山の人にとっては微妙かも」
莫大なお金を使って自己満足で終了って感じでしょうか。
もちろん、お一人の意見ですが、この人はどうも岡山にも行ったことがある人みたいです。
ちなみに、岡山県の観光関連(観光協会など)は、今流行りの天下りの人たちがかなり多いです。
行政と、そのつながりのある団体が、税金を使って、自己満足(もちろん、少しの効果はあるでしょうが・・・)の施策を続けていく。
行政の人は、ビジネスをしたことがないので、やれないのは仕方ないと思います。
では、なぜ、それをもっと力のある民間に任せないのでしょうか。
任せる際も、過去からつながりのある会社や団体。実績や力をよく見ずに、有名な名前や権威で決めてしまう。
ビジネスは、学会などとは違うので、いくら権威があっても、モノを買ってくれたり旅行に来てくれるのは権威とは全く関係ない「一般の正直な人たち」です。
そういったことを理解せずにいつまでも税金の垂れ流しをしていては、他の地域と競争をすると、負けてしまうのは当然ですね。
自分たちでやること、任せること、餅は餅屋という考え方と、そして、任せる相手を見抜く目利き。
どちらかでも備わっていると、何とか見せ場は作れるのでしょうが、如何せん、どちらもないし、その割に権威だけは振りかざすし。
多分、このままでは、観光活性化はなかなか進まないでしょうね。民間企業が自助努力でするしかなさそうです。
禁じ手
投資顧問会社の年金消失問題が問題となっています。それはそれで大きな問題ですが、、少し気になる記事も出始めています。
「税金でこの分の補てんを行う可能性がある」という記事です。
被害者の方にはお気の毒ですけど、これはやってはいけないことなのではないでしょうか。
理由がどうであれ、財テクの投資の失敗を税金で賄うというのは、絶対にやってはいけない「禁じ手」だと思います。
思い返せば、過去の色々な「禁じ手」をやってしまって、その後にモラルハザードを起こした例はたくさんありますね。
遠い昔ですが、コンビニで少年に注意したら逆切れされて刺されて殺された事件があり、その少年に対する処罰は、少年法で無罪という一件がありました。
私自身もそうですが、この1件のあと「注意するのは相当危険だな」と感じた人も多いのではないでしょうか。これもたったひとつの出来事がその後のモラルハザードを生んでしまった例だと言えるのではないでしょうか。そして、それがダンダン進んでいくと、他人に無関心な社会になっていく。
社会の変化は時に、ひとつの大きな出来事で変わっていくこともありますね。
国債。膨大な借金がありますが、この国債を日銀が引き受けるということも行われる懸念がありますね。諸説はありますが、国の借金を日銀が紙幣を刷って引き受けるという昔小学生のころ考えたことのある内容が実際に行われる可能性がありますね。
どうも、国や行政の人は、自ら法律を作っておいて、その法律で都合が悪くなると、法律を改正して運用しようとする。その後の社会への影響やモラルハザードなども考えずに。
話を戻しますが、投資顧問会社の損失補てんを税金で行う懸念。
兵庫県のとあるタクシー協会で会社が損失を補てんする連座制の制度でタクシー会社が連鎖倒産した事例から、税金での補てんの可能性を生み出しているのでしょう。
理由はわかりますし大変なのもわかりますが、民間の金融投資の失敗を税金で穴埋めするというのは前代未聞で、絶対にやってはいけないと思います。
もし、やっちゃったなら。
私の損を出している外貨預金も税金で損失補てんしてもらいたいですね。
裁判したら取れるのでしょうか。憲法の法の下の平等という権利で。
投資顧問会社の場合は補てんして、私の財テクは補てんしないのは法の下の平等に反するって。
こんなことを言い出す人がいっぱい出てくるでしょうね。
個人の財テクはともかくとして、全国にたくさんある厚生年金基金の多くが赤字を言われている状態で、すべてを補てんするのでしょうか。
やはり、「禁じ手」だと思うのですが。
自発的
新規事業や新商品開発とはつくづく難しいと思います。
企画して事業や商品と用意して、あとはどう売っていくかです。
この一連の流れ、鍵となるのは「自発的にやっていくこと」ですね。
どちらの動きも、スムーズにいくことなど全くなく、どこかで必ず壁に当たります。
その際に大事なのは、自らがんばってみようという意思と、その背中を押すアドバイス、そして、その具体的な解決方法です。
だから、私たちのような仕事が大事なんでしょうね。
先週から今週にかけて、この「自発」という部分を考えさせられることがいくつかありました。
どれも新規事業の案件。新しく事業に参入していくためには、自らの意思を持って調べたり、顧客を訪問したり。こういったことがないと、いくらコンサルタントが指導しても前には進まないですね。
最近思うのですが、そういったことが向いている会社と向いていない会社がありますね。
向いていない会社をやる気にさせるのもコンサルタントの仕事だろう、という意見もあると思います。
ただ、企業文化がそこまで成熟していない、あるいは、経営者にその意思がない、経営者がワンマンでそもそも我々の意見を聞かない、などの場合はどうしようもないですね。
つぶれた会社、潰れかかった会社を立て直すコンサルの事例などがテレビなどでよく出てきます。この場合は、やる気を立て直すというのが指導のメインとなります。給与カットや人員削減など、極限の状態までもっていき、そこから人間の意識改革を図るというやり方です。
一方、新規事業や新商品開発は、これらのコンサルとは種類が違います。下がっているモチベーションを上げるためではなく、事業としてどのように成功させるか、がポイントとなるからです。もちろん、モチベーションは重要ですが、給与カットや人員削減などの極限状態からの意識改革とはわけが違います。このように、コンサルも色々な種類があるのです。
新規事業や新商品開発のコンサルタントでは、最後は「自発的に動く」という部分がないと、前に進まなくなるケースが多いですね。
それを前に進ませるようにモチベーションを上げていく。ある程度はできるのですが、あとは企業の経営者の役割だと思いますが、いかがなものでしょうか???
新規事業を成功させる
今、指導先企業で新規事業を指導しています。
昨年の1月にスタートし、最初の2カ月はアイディアだし会議。
2週間に1回ミーティングを行い、10人ぐらいが参加し、2か月実施。
実質40件近いアイディアの中から出てきた「ビジネスの可能性があるネタ」を調査。
温めていくと、事業性があることが分かり早速新商品の開発を実施。
半年かけて試作品までこぎつけて、量産品にさらに4カ月。
やっと、今年の2月に発売しました。
念願の自社商品発売で喜んでいるひまもなく、次は販売活動。
今までのように、系列会社に部品を納めればいいというわけではなく、自らターゲットを設定し、展示会に出展し、来店顧客を管理し、ダイレクトメールを送り、PR営業を行い、見積もりを出し、クロージングを行っていく。
それにプラスして、発生した商談の管理、そこから見積もることができる月別予測台数の管理とそれに合わせた生産計画、そして、ロットをまとめることによるコストダウン。
この会社の場合、単なる新商品開発ではなく、全く違う業界に進出しているため、顧客も全く新しくなり新規開拓が必要です。唯一、技術は、今持っている技術を多分に使える技術(技術を生かせる新商品)でした。
今まで幾度となく新商品開発をやってきましたが、やはり大変ですね。
でも、これらの一つ一つの手順、やり方を覚えていくことは、その会社にとって得がたいノウハウであり収穫になると思います。
そして、売上が上がって、事業として成り立った時の満足感、これは何とも言えませんね。
指導する側も指導を受ける側も、非常に高いモチベーションを得ることができます。
早く、ともに成功を喜べる状態になれればいいですね。
芽は出て、茎が出て。あとちょっとですね。
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